Profile

染織作家/朝田千佳子
 
 札幌市出身。札幌大谷短期大学美術科で油絵を学ぶが、知人の紹介で織物や草木染めと出会い、その世界にのめり込んでいく。ほとんど独学で技術を身につけ、心象風景などをデザイン化した絵画的作品を発表している。
 2009年「草木染めビエンナーレ in あいち」で大賞を受賞したほか、「日本染色作家展」では04年から毎年入賞をはたす。札幌で個展を開く以外にも、木工や金工などの作家とともに企画展を開催するなど活動の場を広げている。 
 
作品に関してのお問い合せは
Tel/Fax 011-711-4465 朝田まで。
Name:Chikako Asada
Category:Textile artist.
Living in Sapporo Hokkaido Japan.
Phone number +81-11711-4465
 

Photo:吉田健一郎(Midnight Lamp Photo Lab)
連絡先:okhoney@d2.dion.ne.jp

Exhibition



アトリエ Sachi ホームページ
http://www13.plala.or.jp/atelier-sachi/

紙布織りとの出会い

“和紙”と聞いてイメージする物は、障子、照明、書道くらいでしたが、なんとなく懐かしく、馴染み深く感じていました。
その程度の認識しかなかった私がなぜ紙布織り(しふおり)を始めたかをお話しします。

6年ぐらい前に織りの先輩から
「京都のカワシマテキスタイルスクールで、とても良さそうな紙布織りのワークショップがあるから行ってみるといいよ」と言われ、私にもできるだろうかと少し悩みましたが、とりあえず参加させてもらいました。
行ってみると、教えて下さったのが吉田桂子先生という素晴らしい方で、不器用な私にも解りやすく、興味が持て、今に至っています。

最近、「和紙」という、柳橋眞(やぎはし しん)さんという方の書いた古い本を見つけて、昔たくさんの和紙の産地があったことを知りましたが、今は生活の中から和紙が少しずつ姿を消しているため、和紙職人さんも少なくなっているようです。

和紙のことを少しづつ学んでいくと、世界に誇れる和紙なのに、日本にいて使わないのはもったいない!と思うようになりました。
和紙で、大きくて素晴らしい作品を創っている方もいらっしゃいます。

障子や照明も美しいですが、和紙をもっと身近に感じたい…
和紙を使って、多くの人が普通に使えて、持って歩ける物ってなんだろう?

昔は、軽さを利用してバックなどを作り、漆や柿シブなどで防水加工をして持ち歩いていた時もあったようですが…
私なりにいろいろ考えて、名刺入れ、懐紙入れ、通帳入れ、文庫本カバー、コースターなどを作ってみました。
自分で言うのもなんですが、いい感じに仕上がっていると思います。

今、気に入って使わせてもらってる和紙は、島根県の三隅町で作られている石州和紙です。
石州和紙を作っている工房は4件ありますが、それぞれの和紙に特徴もあり用途に合わせて和紙を使わせてもらってます。

後から知りましたが、石州半紙は国の重要無形文化財に指定、ユネスコの無形文化遺産にも記載されていて、石州和紙は伝統的工芸品に指定されています。

写真は先日、和紙糸作りのワークショップをさせてもらった時のものです。
皆さん初めてだそうですがとても上手でした。
和紙や、作品、ワークショップに関してのお問い合わせは、お電話かFAX、お手紙でお願いします。

〒007-0845
北海道札幌市東区北45条東15丁目2-20
Tel&Fax 011-711-4465
朝田千佳子
 

石州和紙を糸にする工程の実演

〜 和紙(石州和紙)を糸にする工程の実演 〜
2018年3月26日 収録場所:アトリエ Sachi
石州半紙:国の伝統的工芸品
石州半紙:国の重要無形文化財 ユネスコ無形文化遺産